性別を問わない大腸がんの兆候にはどういったものがあるのかを知る

ナース

男性の高齢者が多く発症

お腹を押さえる作業員

大腸がんとは大腸にできるがんの総称です。大腸は、盲腸、結腸、直腸、肛門のそれぞれの部位名称があり、そのどこかにできるがんを大腸がんと呼んでいます。大腸がんの発生は、細胞から発生した良性のポリープの一部ががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接がん細胞が発生するものがあります。粘膜の表面では発生したがんは大腸の壁を突き抜けることができずその場所だけで成長するものと、大腸の壁を侵食し、進行するにつれてリンパ節や他の臓器に転移するものがあります。自覚症状がほとんどないのが特徴で、血便が起こることによって気づきます。その後の検査で大腸がんと診察されるケースがほとんどです。重症の場合まで放置しておくと血便のみならず、貧血や腹痛などを伴う場合があります。

痔と同じような症状であるため、なかなか大腸がんであると判断するまでに時間を要することもあります。日本では、結腸と直腸にできやすくなっています。これは生活習慣によるものであると考えられており、飲酒や肥満や食生活が主な要因となっています。食生活では、加工肉や赤肉などの摂取増加に伴い発症確率が増加しています。また遺伝的な傾向も高く直系の親族に家族性の遺伝が絡むことも多いことが特徴です。大腸がんに関わる年齢は40代から増加し、50歳代で加速的に増加します。男性の発症率は女性の二倍であり、高齢の男性が比較的かかりやすい病気であるともいえます。大腸がんの生存率は高いものの、他の臓器への転移によって死亡する確率は高くなっています。